撮影ガイド 撮影手順
提供: オンラインマニュアル
PanoCreatorを利用したパノラマVRの撮影手順についてご案内いたします。
目次 |
1 機材のセットアップ
機材のセットアップに従って、正しく機材をセットアップしてください。
2 撮影ポイントの決定
パノラマ撮影のポイントを決めます。
3 機材の設置
機材を設置し、三脚を調整して撮影する高さまでカメラをあげます。
カメラの位置が決まったら、水準器を確認してカメラが水平になるようレベラーを調節してください。
4 露出の調節
絞りをF8に設定し、周囲の明るさに応じてシャッター速度を決定します。
カメラ本体に付いている露出ゲージを確認して、適切なシャッター速度に合わせてください。
SONY NEXシリーズの場合、調光補正表示が「+-0.0」と表示されている状態が適正露出です。
0よりも数字が大きくなると写真は明るく(白飛び)なり、マイナス値の場合は暗く(黒つぶれ)なります。
適正なシャッター速度は、被写体の明るさによって変化するため、
4方向撮影するパノラマ撮影では、各方向で適正なシャッター速度が変わる可能性があります。
この場合、すべての方向を適正露出にするのではなく、風景の中で最も重要な方向が適正な露出になるようにして、
すべての方向で同じ露出設定を使用してください。
( 各方向ごとにシャッター速度を変えた場合、合成後に不自然な仕上がりになります。)
5 撮影する
右回りに90度ずつ回転し、計4枚の写真を撮影します。(正面・右方向・後方・左方向の順)
5.1 撮影時の注意点
- 撮影時には必ず右回りで撮影してください。
- 左回りで撮影するとネジが緩み機材が落下する恐れがあります。また合成にも失敗します。
- 魚眼レンズは極めて広範囲が映り込むため、撮影者自身が撮影されないようにご注意ください。
- レンズの前方にあるものは、ほぼ全て映り込みます。上からレンズを覗きこんだり、指をかけたりしないでください。
- 撮影中、絞りやシャッター速度などを変更しないでください。
- シャッターを押す際にカメラがブレないよう注意してください。
- リモートコードやワイヤレススイッチ、セルフタイマーなどをご利用いただくとブレを避ける事が出来ます。